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踊るびあほりっく

―マイルとブラックカードに夢をみる。―

【実践編】v6プラス(無料)でフレッツ光回線の通信速度を劇的に速くする!

システムエンジニアリング v6プラスまとめ

2017/03/21 更新

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インターネットの通信速度は速いほうがいいに決まっている。

「インターネットの通信速度が遅い!!!」

「Webサーフィンは可能な限り快速にしたい!!!」

「NURO光の広告を最近よく見かけるけどフレッツ光から乗り換えるべきなの?!!」

こうした相談をITアドバイザーである私はよく受けるのですが、こんなお悩みを抱える方は今決して少なくはないと思います。インターネットの通信速度は、遅いより速いほうが絶対いいに決まっていますよね。

今回のエントリーでは「今お使いのフレッツ光回線は、機器の設定値やプロバイダの設定値を適切に見直すとむちゃくちゃ速くなるという知ってトクするITテクニックを紹介します。

インターネットの通信速度が遅くて気になる方、または今よりもっと通信速度を高速化することに興味がある方向けのエントリーです。

 

今話題のNURO光は使える人が限られていますので。

まず最初にタイトルに反した断り書きを少し。

ITアドバイザである私個人の見解としては、いま一番アツいおすすめの光回線は正直NTT東西のフレッツ光回線ではなく冒頭にも書いたSo-netのNURO光だと思っています。回線開通後の作業が不要であり、G-PON技術により最大通信速度がフレッツ光回線の2倍である2Gbps。まさにユーザーフレンドリーかつ最速の名に恥じない光回線でめちゃくちゃおすすめしたいものです。

しかし残念なことに2017年現在においてNURO光は対応するエリアや建物が非常に少ないという致命的な弱点があります。なのでNURO光に乗り換えられる人は実はまだあんまりいません(1都6県のみかつ7階建て以下の建物のみ)。加入対象外の建物に住んでいる人いたっては、「加入したい住人を他に4人自力で集めてから申し込んで下さい」と結構腹立たしいことをSo-netは平気で言い放ってきます。

△公式の広告にしてこの開き直りよう。笑

もし運良くご自身のお住まいがNURO光に対応した建物の場合は、フレッツ光から乗り換えるだけで劇的に通信速度が早くなります。なのでITアドバイザとしてNURO光を普段推奨しています。

NURO 光の対応エリア・建物の検索はこちら

しかし、残念ながらNURO光に加入できない建物にお住まいの方が多いのが現実。そういう方は今お使いのフレッツ光回線の通信速度をNURO光回線に負けないぐらいまで高速化することでその悔しさを晴らしていきましょう。

v6プラス(無料)でインターネットの通信速度を速くする

今回のエントリーでは「v6プラス」というフレッツ光回線において適用可能なオプションを駆使して、インターネット通信速度を速くしていきます。v6プラスの仕組みについては以下のエントリーにそれぞれまとめておりますので未読の方はご一読ください。

v6プラス対応のプロバイダ(ISP)は上記エントリーでも一番おすすめしているBIGLOBEを選んだ場合の手順を前提に解説しています。

Step1:事前準備として必要なものを用意する

事前準備として、以下のものを用意しておきます。

 【必要なもの】

  • v6プラス対応ルーター&LANケーブル(「新規契約の方」「他のプロバイダから乗り換える方」「プロバイダが最初からBIGLOBEだった方」全員が必要です)

  • 転用番号(「他のプロバイダから乗り換える方」のみ必要です。)
    →転用番号の取得はNTT東日本はこちらから。NTT西日本はこちらから。

  • BIGLOBE ID(「プロバイダが最初からBIGLOBEだった方」のみ必要です。この場合はStep2を省略しStep3から始めます。)

v6プラス対応ルーターについては、バッファロー社製のWXR-1900DHP2がコストと性能のバランスが取れておりおすすめです。本記事ではこの機種を前提とした手順で解説しています。

LANケーブルはルーター機器の性能を活かすためにも、Cat5e以上のケーブルを使っておくといいでしょう(本記事ではCat6aケーブルを使用)。

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△今回使うルーター機器(WXR-1900DHP2)とLANケーブル(Cat6a)×2。

Step2:v6プラス対応のプロバイダに乗り換える

v6プラス対応プロバイダとして今回はBIGLOBE社を選びますが、ビッグローブ光申し込みサイトから回線新規or転用の申込みを行います。

もし「プロバイダが最初からBIGLOBEだった方」の場合はこのStep2の手順は省略し、Step3から行います。

なおBIGLOBE光の各種オプションは、申し込み時に一切加入する必要はありません。もし勧められたとしても一つも付けなくて大丈夫です。上記のルーター機器さえちゃんと買っておけばひかり電話機能すら付ける必要もありませんので、電話番号が特に必要ない方は、超シンプルに「オプション加入無し」の基本契約のみでOKです。

Step3:ONUとルーター、ルーターとパソコンを接続する。

「プロバイダが最初からBIGLOBEだった方」は、こちらのStep3から合流します。またStep2で回線新規or転用の申込みをした方は、NTTから「開通のお知らせ」の通知を受けてから本手順を実施します。

まず、ルーター機器の背面にある2つのツメを"ROUTER"及び"AUTO"に設定します。

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次に、ONU(光回線終端装置:NTTのロゴがついてるやつ)とルーター機器のInternet側ポートを接続し、ルーター機器のLAN側ポートとパソコンを接続します。

つまり接続図式としては、

[パソコン]ー[ルーター機器]ー[ONU]

ということになります。写真で全体像を表すとこんな感じ。

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Step4:ルーター機器にブラウザからアクセスする。

ケーブルの接続が終わったらパソコンを起動し、インターネットブラウザを立ち上げます。ブラウザのアドレスバーには

「 http://192.168.11.1 」

と入力して、ルーター機器にアクセスしましょう。

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すると以下のような認証画面が表示されますので、この認証画面には

ユーザー名:admin

パスワード:password

と入力して、ルーター機器へのログインを行います。

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※もしこの認証画面が表示されない場合は、Steps3でルーター背面のツメの設定が"ROUTER"になっていないか、ケーブルの接続の仕方が誤っていることが想定されるため、Step3をもう一度よく見直してください。

Step5:ルーター機器の管理画面から通信設定を行う。

管理画面右下の詳細設定をクリックします。

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管理画面の左側にあるメニューから、[Internet]ー[IPv6]を選択します。

ラジオボタン(丸い選択ボタン)を[インターネット@スタート]に設定し、また[パススルーを許可する]のチェックボックスをオンにした後、[設定]ボタンをクリックします。

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Step6:NTTのサービス情報サイトでIPv6オプション(無料)を申し込む。

以下のURLより、NTTの「サービス情報サイト」にアクセスします。

https://flets-east.jp/(NTT東日本)

http://www.flets-west.jp/(NTT西日本)

※もしサービス情報サイトにアクセスできなかった場合、Step5が正しく行えていない、またはご自身のパソコンのIPv6通信設定が無効化されていることが考えられます。こちらのニフティのサイトを参考に、パソコンのIPv6通信設定を有効しておきましょう。

私は東日本に在住なので、NTT東日本のサービス情報サイトで画面操作を進めた場合の手順を以下で解説していきます。

[サービス申し込み受付]ボタンをクリックします。

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[サービス詳細・お申込み・ご変更・ご確認はこちらから]ボタンをクリックします。

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ビッグローブから届いた「開通のご案内」に記載されているお客様ID("CAF"から始まる記号)とアクセスキーを入力し、[ログイン]ボタンをクリックします。

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[フレッツ・v6オプション]の[詳細]ボタンをクリックし、フレッツ・v6オプションの利用を有効化できれば完了です。

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Step7:プロバイダ(BIGLOBE)にv6プラスオプション(無料)を申し込む。

以下のリンクから、ビッグローブの「フレッツ光 IPv6接続のご案内」ページにアクセスします。

画面を下にスクロールして、[お申込みはこちら]ボタンをクリックします。

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「BIGLOBE会員証」に記載されたBIGLOBEのユーザIDまたはメールアドレスとBIGLOBEパスワードでログインします。

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IPv6接続申し込みに必要なお客様情報として「お客様ID(CAF、COPで始まる11~13桁の英数字)」と「アクセスキー」の入力がそれぞれ求められます。いずれもNTT東西から書面で通知されている「開通のご案内」に記載されているコードを入力します。

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最後に下記の個人情報の取扱いについて同意のうえ、「お申込みを確定」ボタンをクリックします。

個人情報の取扱いについて

ご入力いただいた情報は、フレッツ光IPv6接続の提供、運営のために利用いたします。

また、フレッツ光IPv6接続、およびこれらのサービスを提供するために必要となる東日本電信電話株式会社または西日本電信電話株式会社が提供するフレッツ・v6オプションの手続きのため、ビッグローブ株式会社から日本ネットワークイネイブラー株式会社に提供いたします。

また、弊社の個人情報保護方針、個人情報の管理責任者、個人情報に関する苦情相談の窓口等につきましては、BIGLOBE個人情報保護ポリシーにて記載しておりますので、ご確認ください。

ビッグローブ株式会社

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以下の画面が表示されたことが確認できれば、IPv6接続の申し込み手続きはすべて完了となります。

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数時間後にBIGLOBEから以下のようなメールが届くかと思いますので、この メールの受信が確認できたらv6プラスが利用できる状態となります。

 

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以上でフレッツ光高速化の手続きは完了です。お疲れ様でした。

使用機材

v6プラス対応ルーター(WXR-1900DHP2)

LANケーブル(Cat6)

ビッグローブ光

よくある質問

フレッツ光回線の高速化にはどれくらいお金がかかるの?

高速化のためのv6プラスオプションの料金はBIGLOBEでは無料なので、かかる費用としては市販ルーターの費用1万円ぐらいとなります。

v6プラスに対応している市販ルーターはバッファロー社製以外にないの?

v6プラスによる高速化通信をサポートしているルーター機器メーカーは2017年現在、バッファロー社1社のみです(YAMAHA製も一応ありますが、初心者には扱うのが難しい)。

「ルーターは断然NEC派!」というコダワリ派の方も多いかと思いますが、v6プラスに対応した市販ルーターがまだNECから公式にリリースされていないので今しばらく待ってみましょう。

なお、v6プラスではなく単にIPv6 IPoE接続をしたいだけであればどのような市販ルーターを買ってもOKです。市販ルーターのオススメについては以下のワロリンスさんのページが参考になるので、このなかからお好みで一つ選べば大丈夫。

v6プラスによるIPoE接続になっているか確認する方法はある?

高速通信状態(IPoE接続)になっているかどうか確認する方法として、以下のサイトにアクセスして「ISP」の項目を見る方法があります。

http://ipv6-test.com/

このIPv4 connectivityの項目のうち、

ISP・・・「jpne-ip4」

となっていれば、v6プラスが適用されている状態といえます。

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△もしISPの項目が"biglobe"となっている場合は、PPPoE接続方式による200Mbpsの帯域制限がかかっている状態です。

回線速度の測定はどこで行える?

回線速度の測定は以下のサイトで行えます。

(1)インターネットへの通信速度

(2)インターネットの手前のエリア(フレッツNGN網内)内での通信速度

フレッツ速度測定(IPv6)サイト

v6プラスに未加入の方でも上記の速度測定サイトはご利用になれます。この場合、(1)と(2)の数値の開きが大きい人ほどインターネットプロバイダ(ISP)の設備が通信性能のボトルネックになっているということが出来るため、v6プラスによる混雑バイパスの恩恵をより感じることが出来ると思います。

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