踊るびあほりっく

―マイルとブラックカードに夢をみる。―

ライフカードの還元率を徹底検証した。

2017年1月1日更新

ポイントにつられて、ライフカードを発行しました!f:id:mr-akogare:20161218113722j:plain

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ライフカードと言えば?(学生時代)

ライフカードと言えばまだ私が学生の頃、とても面白いCMをバンバン打っていたのをよく覚えています。

オダギリジョーさんが出演する「どうする、俺?!」シリーズです。

△CAさん可愛い。

CMが放送されていた学生当時はクレジットカードに関する知識があまりなくまた収入の方もアルバイト程度の年収しかなかったので(月収5〜6万円くらい?)、ポイントの還元率とかについてはさほど関心がありませんでした(そもそも学生時代はクレジットカードを選べる余地があまりなかった)。どちらかというと、1円でも高い時給のバイトがないだろうかと目を皿のようにして探していたかと思います。

なので、当時は単にライフカードと言えば「オダギリジョーのカード」という印象でした。

社会人になって

そんな私も今や社会人。年間のクレジットカードの決済額も学生時代と比較すると格段にあがり、陸マイラーと呼ばれる人種に身を置いてからはより高い還元率を持つクレジットカードを追い求めるようになりました。

研究を重ねて紆余曲折を経た結果、現在のメインのクレジットカードはANA VISAワイドゴールドカードに落ち着いています。

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△ANA VISA ワイドゴールドカード

このカードはリボ払いと繰り上げ返済の仕組みを逆手に取った方法を駆使することにより、現金還元率最大1.3%、マイレージ還元率最大1.7128%の利回りでカード決済ができる、まさに最強の普段使いカードです。陸マイラー御用達です。

ついこの間も会社やプライベートの忘年会で25万円ほど決済したのですが、この圧倒的な還元率によって3,250円(4,282マイル)もの還元を受けられることになります。とんでもない破壊力・・・。

ライフカードと言えば?(現在)

少し話がそれましたが、冒頭のキャンペーンで陸マイラー達がこぞって発行したライフカード。

陸マイラーとして長く活動をしていると、様々なクレジットカードの特色についての知識が少しずつ備わってきて、かつてのクレジットカードに対する印象もかなり変わっていきました。

ただの「オダギリジョーのカード」だったクレジットカードは今となっては「ライフカードと言えばポイント5倍のキワモノカード」という、かなり尖った印象を持つようになりました。

誕生月限定という厳しい制約があるためこれまで普段使いのカードとしては敬遠していたのですが、このキャンペーンに乗っかって発行したのを期に陸マイラーとライフカードの親和性を真剣に検証してみました

はたしてライフカードは「陸マイラー御用達のメインカードの座」をANA VISAワイドゴールドカードから奪い取りうるのか。「陸マイラー応援キャンペーン」と銘打ってたくさんの広告費を使っていただいたのですから、ぜひとも良い検証結果をこの場で報告したいところです。

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ライフカードの基本情報

まず検証結果を書く前に、ライフカードのホームページからこのクレジットカードの基本情報をまとめておさらいしてみます。

年会費

年会費は無料です。初年度も、次年度以降も永年無料。年会費無料のための特殊な利用条件もありません。

ANA VISAワイドゴールドカードは年会費がマイ・ペイすリボの特典込みでも10,500円(税抜)もするので、これは大きなアドバンテージでしょうか。

ショッピング利用枠

ショッピング利用枠は10万円から200万円です。ライフカード側の与信審査によってこの額が決定されます。

ANA VISAワイドゴールドカードのショッピング利用枠は50〜200万円であるため、下限こそ若干高いもののほぼ同程度の利用枠と考えていいでしょう。

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ポイント付与率

ライフカードから付与されるポイントは正式名称で「サンクスポイント」といいますが、以下単にポイントと呼びます。

 

まず、基本ポイントとして1,000円のクレジットカード利用につき1ポイントが付与されるルールになっています。f:id:mr-akogare:20161218133955j:plain

 

しかし、初年度限定で1,000円のクレジットカード利用につき1.5ポイントが付与される新規入会キャンペーンがあり、

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次年度以降も前年度のクレジットカード利用実績に応じてポイントの付与率が変化するステージ制が採用されています。一番高いステージでは1,000円のクレジットカード利用につき最大2ポイントが付与されます。

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各ステージごとのポイント付与率と適用条件を以下の表にまとめました。

ANA VISAワイドゴールドカードも前年度の利用額によってポイント付与率が同様に変化しますが、あちらは1月~12月の暦(こよみ)の期間での利用総額を評価するのに対し、ライフカードは入会月翌月から12ヶ月間での利用総額を評価します。なので、ライフカードは入会した月をきちんと覚えておく必要があります。

ステージ前年度のクレジットカード利用累計金額ポイント付与率
レギュラー 50万円未満 クレジットカード利用1,000円につき1ポイント
スペシャル 50万円以上150万円未満 クレジットカード利用1,000円につき1.5ポイント
プレミアム 150万円以上 クレジットカード利用1,000円につき2ポイント

△ 初年度はポイント1.5倍なので、最初から「スペシャルステージ」のポイント付与率で使えるということになる。

さらにライフカードの尖った特徴として、上記ステージの付与率に対して誕生月限定でポイントが5倍になるブーストがかかります。

つまり、ライフカードのポイント付与率の最大理論値は、1,000円のクレジットカード利用につき最大10ポイントの付与(ステージ プレミアムの場合)となります。

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ボーナスポイント

上記のステージ種別「スペシャル」の条件である年間50万円以上のクレジットカード利用をすると、更に別途300ポイントが付与されます。

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なお、ステージ種別「プレミアム」の条件である年間150万円までさらにクレジットカードを使い込んでいっても、追加で更にボーナスをもらえることはありません。スペシャル達成時の300ポイントっきりです。このあたりは、10万円ごとにプレミアムがついてくるANA VISAワイドゴールドカードと大きく異なるところです。

 この300ポイントの価値は「1ポイントの価値」で後述します。

ポイントの有効期限

ポイントの有効期間は特に何もしなければちょうど2年間ですが、利用者側で「繰越手続き」を手動で行うことによってポイントの有効期限は最長5年間まで延長することが出来ます。ANA VISAワイドゴールドカードのワールドプレゼントポイントは2年間なので、これもライフカードのアドバンテージです。

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1ポイントの価値

ライフカードは最低100ポイントから使うことが出来ますが、ここではポイントを

  • ①現金化する場合
  • ②マイレージ化する場合

でそれぞれ1ポイントあたりの価値を試算してみます。

①現金化する場合

まず、ライフカードのポイント「サンクスポイント」は毎月の支払いの請求額と相殺したり、直接現金に換えたりすることは出来ないので、現金と一番近い存在でありかつ物質的な金券(ギフトカード)に換えることを想定してみます。

ライフカードで取り扱うポイント交換先の金券は、「JCBギフトカード」「図書カード」「QUOカード」「JTB旅行券」などがあります。

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交換するポイントの単位が複数コースあるため、下記表にまとめました。

交換元ポイント交換先ギフトカード金額1ポイント価値交換元ポイント額に到達するために必要な決済利用額
1,000ポイント 5,000円分 5円 100万円(誕生月なら20万円)
1,800ポイント 10,000円分 5.56円

180万円(誕生月なら36万円)
★一般人はこの交換コースが現実的

8,800ポイント 50,000円分 5.68円 880万円(誕生月なら176万円)
15,000ポイント 100,000円分 6.67円 1,500万円(誕生月なら300万円)

最も交換レートがいいコースで1ポイントあたり最大6.67円の価値となりますが、このコースを使うには交換元ポイントとして15,000ポイントが必要であり、これは1,500万円分のカード決済をしてようやく貯まるポイントの額です。

誕生月ならその5分の1の300万円の決済でも150,000ポイントに到達しますが、誕生月にそんな300万円もの決済をポーンときれる人は一般人にはあまりいないと思いますし、先述の通りカードの限度額は200万円が最大です。

なので、現実的には1,800ポイント→10,000円分のギフトカード交換コースが妥当な線となり、1ポイントあたりは5.56円の価値に落ち着くのかなと思います。

②マイレージ化する場合

 ライフカードのポイント交換先には、G-Pointが存在します。

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Gポイント|クレジットカードはライフカード

陸マイラーならすぐにピンときますが、G-Pointに交換できるということはつまり、ソラチカルートに乗せることが出来ます。

G-Pointへの交換レートは「300サンクスポイント→1,500G-Point」の×5倍率なので、メトロポイント→ANAマイルの倍率×0.9倍を考量すると、1サンクスポイントあたりのマイレージ価値は4.5マイルといえます(G-Pointからメトロポイントへの交換手数料が無いものとした場合)。

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△ポイ探

ライフカードとANA VISAワイドゴールドカードの還元率を比較

ライフカードの基本的な情報やポイントの価値がわかったところで、ライフカードとANA VISAワイドゴールドカードの還元率をシミュレーションして比較してみます。

比較対象とするのは、

  • ANA VISA ワイドゴールドカードのステージ"V2"(前年度150万以円上利用)
  • ANA VISA ワイドゴールドカードのステージ"V3"(前年度300万円以上利用)
  • ライフカードのステージ"スペシャル"(前年度50万以円以上利用)
  • ライフカードのステージ"プレミアム"(前年度300万以円以上利用)

です。ライフカードの使い方としては、

  • 普段使いのメインカードとする
  • 誕生月限定使いのカードとする

の2通りの選択肢があると思いますので、ライフカードの列には括弧書きで誕生月に発生する5倍の還元率も併記しました。なお、還元率の算出条件は以下のとおりです。

  • ANA VISA ワイドゴールドカードのポイントは、1ポイントあたり5円及び10マイル換算とする。マイ・ペイすリボやステージボーナスによる調整ポイントは、1ポイントあたり4.455マイル換算とする(ポイント価値の根拠はマイ・ペイすリボの記事を参照)。
  • ライフカードのポイントは、1ポイントあたり5.56円及び4.5マイル換算とする。スペシャルボーナスの300ポイントも、これに準ずる。(ポイント価値の根拠は本記事「1ポイントの価値」を参照)。

①現金化する場合の還元額表

-ANA VISAステージV2(前年150万利用)ANA VISAステージV3(前年300万利用)ライフカードステージ スペシャル(前年50万利用)ライフカードステージ プレミアム(前年300万利用)
10万円 ¥1,000 ¥1,000 ¥834(¥4170) ¥1112(¥5,560)
20万円 ¥2,000 ¥2,000 ¥1668(¥8340) ¥2224(¥11,120)
30万円 ¥3,000 ¥3,000 ¥2502(¥12510) ¥3336(¥16,680)
40万円 ¥4,000 ¥4,000 ¥3336(¥16680) ¥4448(¥22,240)
50万円 ¥5,750 ¥6,500 ¥5838(¥22,518)

¥7228(¥29,468)

60万円 ¥6,900 ¥7,800 ¥6672(¥26,688) ¥8340(¥35,028)
70万円 ¥8,050 ¥9,100 ¥7506(¥30,858) ¥9452(¥40,588)
80万円 ¥9,200 ¥10,400 ¥8340(¥35,028) ¥10564(¥46,148)
90万円 ¥10,350 ¥11,700 ¥9174(¥39,198) ¥11676(¥51,708)
100万円 ¥11,500 ¥13,000 ¥10008(¥43,368) ¥12788(¥57,268)
200万円 ¥23,000 ¥26,000 ¥18348(¥85,068) ¥23908(¥112,868)
300万円 ¥34,500 ¥39,000 ¥26688(¥126,468) ¥35028(¥168,468)

※括弧内は誕生月に利用した場合の還元額

②マイレージ化する場合の還元額表

-ANA VISAステージV2(前年150万利用)ANA VISAステージV3(前年300万利用)ライフカードステージ スペシャル(前年50万利用)ライフカードステージ プレミアム(前年300万利用)
10万円 1,446M 1,446M 675M(3,375M) 900M(4,500M)
20万円 2,891M 2,891M 1350M(6,750M) 1800M(9,000M)
30万円 4,337M 4,337M 2025M(10,125M) 2700M(13,500M)
40万円 5,782M 5,782M 2700M(13,500M) 3600M(18,000M)
50万円 7,896M 8,564M 4725M(18,225M) 5850M(23,850M)
60万円 9,475M 10,277M 5400M(21,600M) 6750M(28,350M)
70万円 11,054M 11,990M 6075M(24,975M) 7650M(32,850M)
80万円 12,633M 13,702M 6750M(28,350M) 8550M(37,350M)
90万円 14,212M 15,415M 7425M(31,725M) 9450M(41,850M)
100万円 15,792M 17,128M 8100M(35,100M) 10350M(46,350M)
200万円 31,584M 34,256M 14850M(68,850M) 19350M(91,350M)
300万円 47,376M 51,384M 21600M(102,800M) 28350M(136,350M)

※括弧内は誕生月に利用した場合の還元額

 

結論①:「年間」60万円以上の決済をする人にとって、普段使いのクレジットカードはANA VISAワイドゴールドカードの方に軍配が上がる。

上記の表の通り、年間60万円以上のクレジットカード利用をする方にとって、普段使いのクレジットカードはANA VISAワイドゴールドカードの方に軍配が上がります(現金化、マイレージ化ともに)。

ステージボーナスが50万円以降も10万円ごとに付与されるANA VISAワイドゴールドカードに対し、50万円に到達したらステージボーナスがそれっきりというライフカードのステージ制度が明らかな敗因になっていることが表から読み取れます。

ただ、ANA VISAワイドゴールドカードの年会費は10,500円かかりますためこれを還元額と相殺すると考えた場合、現金化の場合ではライフカードの還元額とちょうどトントンになるかと思います。

マイレージ化の場合はANA VISAゴールドカードの圧勝なので、コメントなしです。

結論②:誕生月に「月間」50万円以上の決済ができる人は、ライフカードは物凄い威力を発揮する

普段使いのクレジットカードとしてはライフカードはANA VISAワイドゴールドカードにちょっと見劣りしてしまうことがわかりましたが、誕生月限定での利用を考えてみるとまた話が変わってきます。

月に50万円以上の決済が出来る人はあまり多くないかもしれませんが、誕生月に「月間」50万円以上の決済ができる人は、ライフカードは物凄い威力を発揮します。

上記の表の通り、50万円のクレジットカード利用をするときANA VISAワイドゴールドカードであれば最上級ステージ"V3"でも8,564マイルしか貯めることが出来ませんが、ライフカードの場合は誕生月5倍ブーストの破壊力により50万円のクレジットカード利用で23,625ものマイルを貯めることが出来ます。誕生月における高額クレジットカード利用ではライフカードの圧勝です

年に一回の月間50万円以上の利用ができれば翌年度はまた"スペシャル"ステージが確定されるため、継続的に誕生月に50万円以上の買い物が出来る人はライフカードを使う価値は大いにあります。

所感:12月生まれの人がライフカードを使いこなせそう。

ライフカードのポイント5倍を活かせるかどうかは上記の通り「月間50万円以上の決済が出来るかどうか」という、言ってしまえばクレジットカード利用者の年収の壁に左右されるところが大きいのかもしれませんが、それと同じぐらいクレジットカード利用者の「誕生日月」にも対しても左右されるのではないかと感じます。

特に12月生まれの人はライフカードを最も使いこなせそうと個人的に思っています。というのも、12月は忘年会シーズンで人によっては忘年会幹事を複数担当することがあるでしょうし、クリスマスプレゼントや年末商戦で高額な買い物をする機会も多く、かけこみふるさと納税などのイベントもあるためクレジットカードを使う機会に恵まれていると感じるためです。

まとめ

疲れました。

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