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プロが解決!Ping値の測定方法と目安、レスポンス改善方法

※このページは2018年1月15日に更新されました。

Ping値測定画面

 

「Ping値を測定できるサイトを知りたい」

「Ping値の目安を知りたい」

「Ping値を改善させる方法を知りたい」

 

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 

Ping値とは「サーバーから返ってくるレスポンスの速さ」「通信のタイムラグ」

まずは「Ping値とは何か?」をおさらいしましょう。

 

「Ping値(ピン値)」とは、

  • サーバーから返ってくるレスポンスの速さ」や
  • 通信のタイムラグ

のことを指します。

 

日本語では単に応答速度と読んだりします。

 

f:id:mr-akogare:20170827102817p:plain

 

Ping値は上記画像の通り、要求を送信してから応答パケットが帰ってくるまでのパケットの往復時間(秒)を表すものです。

 

このため、数値が小さければ小さいほど快適な通信であると言えます。

Ping値を測定するサイトは「SourceForge Speed Test」がおすすめ

SourceForge Speed Test

 

このPing値を測定できるサイトは多種多様にありますが、僕が一押ししたい測定サイトは「SourceForge Speed Test 」です。

 

【リンク】 SourceForge Speed Test

 

このSourceForge Speed Testは、以下の2点が非常に優れています。

 

  • どんなブラウザ上でも動作する
  • ping値以外の通信品質基準もオールインワンで取得できる

 

英語で提供されているサービスですが各種測定パラメータの意味はこのあとで解説していますのでご安心ください。

 

Ping値の目安

Ping値や通信速度の目安については以下の表のとおりです。

 

評価 Ping値
(◎)めちゃ速い 1~15ms
(○)速い 16~35ms
(-)ふつう 36~50ms

(△)遅い

50~100ms
(✕)めちゃ遅い 100ms~


 

Ping値は「35ms以内」におさめておくのが一種の目安となります。

 

ただし、スプラトゥーン2のようなリアルタイム性の求められるオンラインゲームをプレイする場合は、Ping値は「15ms以内」におさめておきたいところです。

 

Ping値を改善する方法

Ping値を改善する方法をいくつかご紹介します。

無線接続ではなく有線接続を行う(効果小)

無線接続(Wi-Fi)による接続は、有線接続の場合と比較してPing値の成績が下がる傾向があります。

 

有線接続と違って無線接続は生活環境の電波干渉(ノイズ)の影響を受けやすいため、万が一の瞬断も許したくないような大事な通信は、かならず有線接続をするようにしてください。

 

現在の通信技術だと有線接続用のケーブル(LANケーブル)の性能は、「Cat7」が最も高く、次いで「Cat6a」が高い性能を持ちます。

 

Cat7の性能を十分に使いこなせる家庭用通信機器はまだ市場に出回っていないため、家庭で使うパソコンの場合は「Cat6a」ケーブル一択で間違いないでしょう。

回線を乗り換える(効果大)

無線接続より有線接続という小技ももちろん重要ですが、Ping値を劇的に改善するには高速回線への乗り換えが一番おすすめです。

 

例えばJ:COM系のケーブルテレビ回線にいたっては通信品質が光回線にまずかなわない技術仕様なので、Ping値の改善を図るのであれば回線の変更は必須です。

 

akogare.hatenablog.com

 

また、旧来のフレッツ光はすでに技術的な飽和状態を迎えていて回線速度は低下の一途をたどっています。

 

ではどこの回線を使うべきなのか?

 

使えるエリアはかなり限定されますが、現在の通信技術で最も高い性能をもつ回線はNURO光となります。

 

我が家でも現在使用中の回線なので以下を参考にしてください。

2018年以降はNURO光が爆発的に普及することを確信しています。

 

akogare.hatenablog.com

akogare.hatenablog.com

 

【エリア・建物検索】NURO 光 (公式サイト)

 

東京/神奈川/埼玉/千葉/茨城/栃木/群馬/

愛知/静岡/岐阜/三重

大阪/兵庫/京都/滋賀/奈良 のみ 

【参考】SourceForge Speed Testで取得できる通信品質基準

一般的な速度測定サイトだと

  • 通信速度(Mbps:Mega bit per second)

しか計測できません。

 

しかし上記で紹介するSourceForge Speed Testは、通信速度に加えて以下の通信性能の指標値をオールインワンで計測できるのが強みです。

  • Ping値
  • パケットロス
  • Jitter(ジッター)
  • Bufferbloat(バッファ ブロート)

Ping値

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We measure latency through a round trip time measured over web sockets. This results in a close approximation to ping. Lower values are better.

ウェブソケット*1上で測定されたラウンドトリップタイムによってレイテンシを測定します。 この結果はping値に近似し、値が小さいほど良いです。

再掲となりますが、Ping値とは通信の応答速度を評価する数値のことです。

 

Ping値は専門用語で別名「ラウンドトリップタイム(RTT)」や「レイテンシ(latency)」とも呼びます*2

 

単位はミリ秒(ms:milli second)で表し、数値が低ければ低いほど応答速度が速い(タイムラグが少ない)といえます。

 

IP電話やオンライン対戦ゲームといったリアルタイム性が求められるサービスはPing値が非常に重要です

 

回線のping値が高いとオンライン対戦ゲームでプレーヤーキャラの位置情報にズレやラグが生じたり、IP電話がいっこく堂状態(あれ?声が遅れて聞こえてくるよ?)になって使い物にならなくなる

パケットロス

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We estimate packet loss to better understand the capabilities of your broadband connection. 0% is optimal.

パケットロスはブロードバンド接続の性能をより把握しやすくするための評価です。 0%が最適です。

パケットロスとは、データ送受信中におけるパケットの消失または破損のことです。

 

単位は回(Times)で表し、数値が低ければ低いほど伝送路(回線)が安定しているといえます。パケットロスの発生確率はおもに通信伝送路の距離が長い場合にあがる傾向があります。

 

データ送受信中にパケットロスがあると当該パケットの再送が必要となるため、パケットロスの回数が多くなるほど通信速度は遅くなることになります。

Jitter(ジッター)

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Lower jitter values generally indicate higher connection quality.

一般的にジッター値が低いほど、接続品質が高いことを示します。

Jitter(ジッター)とは、ping値(レイテンシ)のブレ加減のことです。

 

単位はミリ秒(ms)で表します。

 

連続する2つのping値にばらつきがあると通信が不安定となるため、この数字も低ければ低いほど接続品質が高く望ましいといえます。

 

計測されたPing値がたまたま遅かったのか常に遅かったのかを知るにはジッターの値を確認するのが良いでしょう。

Buffer Bloat(バッファブロート)

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Lower bufferbloat values generally indicate higher connection quality.

一般的にバッファブロートの値が低いほど、接続品質が高いことを示します。

Buffer Bloat(バッファブロート)とは、パケットの送信バッファが過剰となったことにより起こりうる一種のレイテンシのことです。

 

単位はミリ秒(ms)で表します。

 

Ping値は行って戻ってくるまでの送受信応答速度だけど、こっちはパケットの優先順位などを含めた送信の非効率性を測る指標となります。

 

この数字も低ければ低いほど接続品質が高く望ましいといえます。

*1:双方向通信の仕組みのこと

*2:本当はRTTを計測するためのネットワークツールのことを「ping」って呼ぶんですけどね。誤用が一般名詞化しました。