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【ギガ回線へ】遅いVDSL配線方式を高速な光配線方式に変更する方法

最終更新 2017年11月12日

マンションタイプの配線方式について(OCN

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集合住宅(以下、マンション)におけるネット回線では「VDSL」という配線方式が採用されることが多い

今回の記事では

  • VDSLとはなにか?
  • VDSLから光配線に変更するには?

について解説してみたいと思う

 

VDSLとは?

VDSLとは、光回線の宅内配線方式の1種

宅内配線方式とは何かというと、光回線の電気信号をどのようにパソコンに送り届けるかの方式のことを指す

2017年現在、宅内配線方式には以下の3種類が存在する

  • 光配線方式
  • LAN配線方式
  • VDSL配線方式

一般的には光配線方式>LAN配線方式>VDSL配線方式の順に高速という特徴がある

VDSLを使っているか見分ける方法

もし自分の家の配線方式がどれに該当するか調べたい場合は、以下の光コンセントの有無を確認するといい

  • 光コンセントが有る→光配線方式
  • 光コンセントが無い→VDSL配線方式(まれにLAN配線方式)

光コンセント | NTT東日本

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 LAN配線方式は比較的新しめのマンションにしか導入されていないので、光コンセントがない場合は90%の確率でVDSL配線方式だと思って大丈夫だ

ちなみに「VH-100」という以下の機器(VDSLモデム)が自宅にある場合は、100%VDSL配線方式であると言いきることができる

VH-100 - Google 検索

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VDSLは1番遅い配線方式

VDSLは3つの配線方式の中では1番遅いタイプの配線方式だ

1番速い配線方式である光配線だと最大1Gbpsの通信性能がでるのに対し、VDSL配線方式はその10分の1(100Mbps)程度しか通信性能が出ない

なぜこんなに速度の違いがあるのか?

それはVDSLは光ファイバーケーブルを宅内にまで引き込めていないから

VDSLが遅い理由は電話回線が伝送路に混じっているから

配線方式のなかでも1番速いとされる光配線方式では、先述の光コンセントと呼ばれる機器で光ファイバーケーブルとパソコンとを直接つなげることをしている

光ファイバーケーブルは現在のネットワーク技術では最高峰の通信性能を持っているけど、その高速通信技術を家庭内の壁ギリギリまで引き込んでいるから光配線方式はめちゃくちゃ速くなる仕組みとなっている

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対してVDSLの配線方式では、光ファイバーケーブルをMDF室と呼ばれる建物の共用部にまでしか引き込まない

そこから先の各家庭への引き込みはどうしているのかというと、既設の電話回線を利用して電気信号をパソコンまで届けることをしている

つまりVDSLは伝送路の一部が電話回線に置き換えられてしまっているため、光ファイバーを伝送路にまるごと使用する光配線方式と比べて圧倒的に遅くなってしまう

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VDSL配線から光配線への変更方法(要工事)

ここまで聞くと

VDSL配線から光配線への変更をしたい!

と思うのがふつうだと思う。VDSLから光配線へと変更することで通信速度は理論上100Mbpsから1Gbps(=10倍)までグンと向上させることができる

しかしながら、光回線の配線方式はネット利用者の一存で変更することができないようになっている

この理由は単にマンションのオーナー(大家さん)が

  • 壁に穴をあけるのが嫌
  • 設備改修に伴う工事費や事務処理の負担が嫌

ということもあるのだけど、実はNTT側の対応に問題があることも多い

というのも、VDSLは既設の電話回線を光ファイバーの代わりに利用するため、ネットを開通させるためのNTT側のコストが超安くなるというメリットがあるためだ(もちろんこれはネット利用者にとってもメリットだけど)

方法1:マンションのオーナーや管理組合、NTTと交渉する(難易度 難しい)

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VDSL配線方式から光配線方式に変更するには、マンションのオーナーや管理組合、そしてNTTに対して変更してもらえるよう直談判の交渉をするのが一番の正攻法だ。ただしこれは調整すべき利害関係者が多く非常に難易度が高い

もしこれにチャレンジするなら、マンションのオーナーや管理組合に対しては「VDSL配線から光配線に変更することで物件価値が高まる」などを訴求して説得していくのが王道だろう。ネットは速ければ速いほど誰だって嬉しいものだ

対してNTTには「マンションのオーナーや管理組合は既に説得済み、加入者見込みも多く存在する」などを訴求していくといいだろう。せっかく工事しても加入者が全然いなくて工事費の採算が取れないことは、NTTにとっては最も避けたい事態だからだ

方法2:NTTとは異なる回線事業者と契約する(難易度 かんたん)

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VDSL配線から光配線に変更する別のやりかたとして、NTTとは異なる回線事業者と契約する方法がある。こっちのほうがずっと手っ取り早く簡単

実は日本で光ファイバーケーブルの回線設備(ファシリティ)を提供しているのはNTT東西だけではない

回線設備を提供している会社の具体例としては以下の通りだ

  • 旧TEPCOひかり(東京電力)からの系譜であるauひかり(KDDI)
  • NTTの未使用回線であるダークファイバーを利用するNURO光(ソネット)
  • 関西電力の自社回線設備を利用するeo光(ケイ・オプティコム)

など

これらはNTTの「フレッツ」ブランドとは異なる設備系統の光回線を利用しているため、建物やエリアが対応さえしていれば新規加入なら高い確率で光配線での導入をしてもらえる

自宅のエリアや建物がこれらサービスに対応しているかどうかは、以下のそれぞれの申し込みサイトで調べられるはずだ

上記の中から新規の申し込みを検討する場合、G-PON技術(下り最大2Gbps)を唯一採用していてかつ引き込み工事が100%の確率で光配線方式となるNURO光が1番おすすめ

NURO光は僕家でも使っている回線だけど2Gbpsの高域理論値に限りなく近い通信性能が発揮されるため、本当に速い。ITエンジニアの僕としてもかなりおすすめできる回線です

akogare.hatenablog.com

VDSLの解説については以上だ